「青森は豪雪」——八戸は、その例外です

青森県への移住を考えるとき、多くの人が最初に不安になるのが雪。ところが同じ青森県でも、八戸市は驚くほど雪が少ないまちです。

理由は地理にあります。豪雪で知られる青森市や弘前市は日本海側。対して八戸市は太平洋に面した県の南東端で、冬型の気圧配置のときに雪雲が届きにくく、冬でも晴れの日が多いのです。

数字で見る、八戸の冬

八戸市が移住検討者向けに公開しているデータから、実際の数字を挙げます。

項目 数字
年平均気温 約11.3℃
夏の最高気温(令和2年) 35.5℃(8月)
冬の最低気温(令和2年) −8.6℃(2月)
最深積雪(令和3年1月) 44cm
10cm超の降雪があった日数
(令和元年12月〜令和2年2月)
わずか2日

注目してほしいのは最後の行です。ひと冬を通して「まとまった雪」が降ったのは2日だけという年があるということ。日本海側の豪雪地帯では考えられない数字です(青森市は世界有数の豪雪都市として知られ、降雪量・最深積雪ともに八戸とは大きな差があります)。

もちろん青森県ですから、冬タイヤと防寒は必要です。氷点下の朝もあります。それでも、「毎日の雪かきに追われる暮らし」ではない——ここが八戸を選ぶ大きな理由になります。

※光熱水道費は全国比較で高めというデータもあります。暖房費は見込んでおきましょう。物価指数は総合では全国を下回ります。

移住支援金:医療・福祉職ならトップクラス

八戸市には独自の「医療・福祉職子育て世帯移住支援金」があります。

  • 基本額100万円
  • 子ども加算:1人100万円(上限200万円)
  • ひとり親世帯加算:100万円

看護師・介護職・保育士などの資格を持って18歳未満の子どもと移住し、市内の施設で働く場合が対象で、条件が揃えば最大400万円という手厚さ。資格取得を目指して県内の養成機関に通う場合も対象になり得ます。医療・福祉のお仕事をされている方には全国でも有数の移住先です。

このほか、東京圏からの国の移住支援金制度の対象でもあります。

子育て支援

  • 子ども医療費助成:0歳〜中学生は入院・通院とも助成対象。高校生世代は入院が対象です(内容は変更されることがあるため公式で確認を)

暮らし

  • アクセス:東北新幹線・八戸駅から東京へ約2時間45分。三沢空港も利用圏です
  • 街の規模:人口21万人の中核市で、商業施設・総合病院がそろいます
  • 仕事:漁業・水産加工に加え、医療・福祉の求人が安定しています

グルメ

  • 館鼻岸壁朝市:日曜早朝に数百店が並ぶ日本最大級の朝市。移住したら毎週の楽しみになります
  • みろく横丁:屋台形式の横丁で地元の人と肩を並べて一杯
  • 八食センター:市場で買った海鮮をその場で七輪焼きに
  • イカとサバ:八戸前沖さばの脂のりは別格です

まとめ

八戸市は「東北・青森に住みたい、でも豪雪は避けたい」という願いに、地理条件で応えてくれるまちです。特に医療・福祉職の資格をお持ちの子育て世帯には、支援金の面でも全国最有力クラス。

まずは日曜の館鼻岸壁朝市を目当てに——できれば冬に訪れて、雪の少ない東北の冬をご自身で確かめてみてください。

※支援制度・気候データの最新情報は市公式サイト・気象庁のデータでご確認ください。